2月7日、8日の二日間に神戸市須磨区にて開催された平成26年度四段位技能審査神戸認定会において、いなべ市蕎麦打ち同好会『雅』に新たな素人そば打ち四段位が誕生しました。
今回は『雅』会員から数名が四段位認定会に挑戦。2月8日に挑んだ谷会員が合格しました。残念ながら不合格だった会員も含め、受験した全員が日々の練習の成果を発揮しそばを打ち上げました。
この四段位の審査には予備審査として書類審査があり、
そばに関する活動状況、全麺協から出題されたそばの知識等に関する設問、小論文の課題についての回答文書を、全麺協に提出して書類審査を受けなければならない。
そばの栽培、品種、栄養、健康、そばの歴史、文化、全麺協および段位認定制度の理解度等そばについての幅広い知識を審査するほか、そば普及の貢献度や活動状況について精査し、さらに意見発表等により人物評価を行い総合的に判定する。
(一般社団法人全麺協 素人そば打ち段位認定制度審査基準規程から抜粋)
とされおり、各地で進められてるそばの普及について、どのような姿勢、取り組みを行っているか審査されます。
この書類審査を合格した者が今回行われた技能審査に進むことができますが、その審査基準は、
そば粉の量は1500g (そば粉 1400g、つなぎ粉100g) とする。ただし、年齢が75歳以上で本人が希望する場合は1200g (そば粉1100g、つなぎ粉100g) とすることができる。
1 そば打ちが40分以内に終了している。
2 そばの切揃え率が95%以上である。
3 そばを持上げても25cm以上につながっている。
4 打つ姿勢が非常に堂々として落着いており、品格がある。
5 周囲へのそば粉のこぼれがなく、道具や衣服、身体の汚れが全くない。また、道具の始末が完璧にできている。(一般社団法人全麺協 素人そば打ち段位認定制度審査基準規程から抜粋)
とされており、非常に高い技術力が求められます。