11月22日(土)、いなべ市員弁運動公園柔剣道場において、全麺協公認素人そば打ち段位認定いなべ大会が開催され、三重県と滋賀県から参加した50名の受験者が審査に挑みました。
そば打ちの制限時間は40分間。初段はそば粉500gとつなぎ粉200gの、二段はそば粉800gとつなぎ粉200gのそばを打ち、箱崎孝治審査委員長を始めとする5名の全麺協認定審査員がそばの打ち方、出来映えを審査します。制限時間内にそばを打ち、さらには清掃、後片付けまで終えなければならず、その全てが審査対象となります。
午前中は初段の審査、午後は二段の審査が行われました。多くのそば打ち仲間が見守る中、会場にそばを打つ音が響きます。いなべ市蕎麦打ち同好会『雅』からも数名の会員が受験し、日頃の鍛錬の成果を発揮しました。
午後4時過ぎに全員の試験が終了。審査結果の集計が行われた後、閉会式が行われました。最初に箱崎審査委員長から全体の講評が行われましたが、多くの受験者が、水廻しが不十分な段階でこね始めている、丸のしが小さい、切りが不揃いなどと、更に練習が必要であるとコメントされました。上位の段を目指すには練習がさらに必要です。最後に受験者一人一人に合否を記した点数表が渡され、さらに合格者には段位認定証とバッジが渡され、大会は無事終了しました。
いなべ市蕎麦打ち同好会『雅』からも新たに数名の有段者と昇段者が誕生。今後ともいなべの里の蕎麦の普及を積極的に進めていきます。
大会概要
大会名 全麺協公認素人そば打ち段位認定いなべ大会
会場 いなべ市員弁運動公園柔剣道場(三重県いなべ市員弁町楚原936番地)
開催日 2014年11月22日(土)
受験者数 初段28名(申込30名)、二段22名(申込23名)
当日のスケジュール
開会式 8:00〜
午前の部(初段) 8:30〜9:10、9:40〜10:20、10:50〜11:30
午後の部(二段) 13:00〜13:40、14:20〜15:00、15:30〜16:10
閉会式 16:30〜